国際福祉機器展(H.C.R.)で出会ったスグレモノ。今回は「おむつが臭わない袋」についてお伝えします。
展示企業ークリロン化成株式会社
介護に関わっている方でしたら、もしかしたら下の写真のパッケージをご覧になったことがあるかもしれません。クリロン化成株式会社という様々なフィルムを作っている会社が開発した「驚異の防臭袋BOS」です。

こちらの袋、とにかく防臭力がすごい!の一言。この袋に入れるだけで、使用済みおむつの嫌な臭いがほとんど外に漏れないそうです。
通常の袋ですと、どんなにキツく縛ったり重ねたりしても、どうしても臭いが気になることがあります。が、この袋は本当にすごいです。とにかく臭いが洩れてこない!
会場でカレー粉を使った比較実験があったので、試しに顔を近づけたり、思い切り空気を吸い込んだりしてみたのですが、本当に臭いがしませんでした。

他にも便利な製品
当日は「レンジでおいしい袋モフ」のサンプル配布や試食も行っていました。

この製品にもまた驚かされました。材料をモフに入れてレンジでチン!するだけで、簡単に調理が完成してしまうというもので、その便利さにも驚かされました。一般的なポリ袋よりも強度・耐熱性・防臭性が高く、加熱にも冷凍にも対応できる特許素材を使っているそうです。
介護生活では「時短」が非常に重要なテーマです。キャッチコピーの通り「材料をモフに入れてレンジでチン!」で調理ができたら——その分、家族と話す時間や、他の介助、または休息の時間にまわせる。時間の使い方に大きな余白を生み出してくれる商品だと感じました。
さらにこれらは介護だけでなく、子育てや災害時にも非常に役立つはずです。
災害時には何が不便になるか、想像してもしきれません。臭いを封じ込められる袋や、加熱・保存もできる丈夫な袋があるというだけで、大きな安心につながると思います。
実際にクリロン化成さんでは、非常用のトイレを製品化しております。
「介護現場で役に立つものは、いざという時にも役に立つ」
その言葉を強く実感させてくれる製品でした。
