国際福祉機器展(H.C.R.) Rectil-2(リクチル2)

国際福祉機器展で見つけたおすすめしたい商品シリーズ。今回は株式会社リクチルさんのリクライニング&チルトチェアRectil-2をご紹介します。

家庭でも施設でも快適に使える工夫が詰まった、電動リクライニングチェアです。

室内用車椅子になるキャスター付き

まず印象的だったのは、「リクライニングできるのに車椅子としても使える」 という点です。

パンフレットから写真を撮らせていただきました。

キャスターが付いており、室内の移動がスムーズ。ベッドからの移乗後、そのまま食事や休息の姿勢までシームレスに移れるのが魅力でした。介護する側にとっても、移動や姿勢変換の負担が軽くなります。

もちろん母の立場でも、毎回ベッドに移乗しなくても横になれるのはメリットが大きいと思います。会場では緊張と不安の方が大きかったのか、あまり乗り気ではなかったのですが、自宅でパンフレットを見ているとだんだん欲しいという気持ちになってきたようです。(レンタルで試すことから検討しています)

リクライニング&チルト機能

単に背もたれが倒れるだけではなく、座面全体が後方へ傾くチルト機構を搭載。

パンフレットから写真を撮らせていただきました。

私たちも実際に座らせていただいたのですが、座面や背面のクッション素材もしっかりしていて、「休む」と「座る」が自然に両立できる構造だと感じました。

体圧を分散してくれるため、長時間座っていても疲れにくく、姿勢保持が難しい方にも安心です。

充電式コードレス

リクライニング機構は電動式ですが、充電式になっています。そのため、充電してしまえばコードレスで電動機能を使えます。充電はおよそ3か月に一度ほどでOKとのこと。

日常使いはもちろん、停電時や災害時でも、充電さえあれば快適な姿勢を保てるのは大きな安心材料です。

介護保険適応

さらにうれしいのが、介護保険の福祉用具貸与・購入対象商品であること。要介護の家族がより快適に暮らすための道具として、経済的な負担を抑えながら導入できるのは大きな魅力です。

✏️まとめ

Rectil-2は、「移動・休息・介護負担の軽減」を1台で実現する頼もしい椅子でした。

介護の現場だけでなく、在宅介護の家庭にもおすすめしたい製品です。当日母も実際に体験させていただいたのですが、実際に使用してみると、利用者にも介助者にもやさしい設計であることが伝わってきました。

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