国際福祉機器展には、様々な自動車メーカーの多様なモビリティが出展されていました。その中で特に印象に残ったのがトヨタ自動車ブースに展示されていたモバイルトイレです。


お出掛けしたい母を連れて行くために、どれだけトイレで心配と苦労をしたか…そんな経緯もあり、このサイトの出発点でもある「トイレ」に反応してしまいました。
開発の経緯等についてはトヨタイムズに詳しく掲載されていますので、ぜひそちらもご覧ください。
この国際福祉機器展では、展示だけでなく実際にモバイルトイレが稼働しており、使用することができました。ここでは母に実際に試してもらい、感想を引き出してみました。母曰く
◯広くていい。
◯自分の家の車に付けていくのは流石に・・・でもトイレの心配がないのは良い。
◯自分の家のトイレがいいけれど、地震などで避難した時には使いたい。
●座るところが細くて固い。(片麻痺があり、体幹が安定しないので余計にそのように感じるのだと思います。トイレの性能より個人差だと思います)
とのことでした。(高次脳機能障がいと失語症を抱えているので、少しずつ会話をしながら引き出した言葉の要約です。短期記憶は決して良い方ではないのですが、印象に強く残っていたのか、モバイルトイレの感想はいくつも話すことができました。)

また、トイレとしての機能だけでなく、エアコンが備わっていて快適な空間になっていたり、介護ベッドを活用して調子が悪い人が休んだりすることもできるようになっている、と教えていただきました。


こちらのモバイルトイレは、実際能登半島地震で活躍したそうです。起きてはほしくないですが、災害時にどれだけ活躍するかわかりません。こんな機器には驚かされるばかりです。
都内に住んでいると、いつ来ても不思議ではない首都直下型地震をはじめとして、様々な災害が起きたことを想定してしまいます。万が一の時に要介護者が使えるトイレというものはとても気になります。これまで私たちが経験してきた様々な災害でも、トイレの確保というものは常に課題として挙げられています。
モバイルトイレのような解決方法を一つでも知っているだけで安心感がありますし、導入している自治体や企業があることに感謝の念を抱くばかりです。
この機器があるだけでとても嬉しいですが、さらに左手すり・左壁・左操作のバージョンができることもちょっと期待して・・・しまうのは欲張りですね^^;; (でも車でも左ハンドルあるし・・・)
このような機器を知り、実際に使うことができる国際福祉機器展。本当に学びになりました。
